第14回 七里ガ浜発七ヶ浜復興支援隊 3「七七畑プレ収穫」

第14回 七里ガ浜発七ヶ浜復興支援隊 3「七七畑プレ収穫」の様子七七支援隊 活動の記録

スポーツセンタ仮設住宅に作られた「七七畑」まだそれほど作物は植えられていませんでしたが、きちんと整地され区分けされていました。
先月少しだけ植えた小さな苗もちょっと大きくなっていました。

雨に打たれ、かなり水はけの悪い隣の地面にできた水たまりに足首までつかりながら、支援隊の皆さんが畑の草取りをしています。

この仮設住宅に住むおじさんも一緒になって苗の植え替えなどをしていました。
おじさんが、「みんな朝集まって畑やってるよ」というので、午前中とかですかと聞くと「日が昇る前だ」とのこと。
4時半から6時頃までだそうです。やっぱり農作業は朝が早いんですね・・・。


しっとりと雨に濡れて額にへばりついた髪を気にもせず、湿った畑の土からレタスを引っこ抜いていく男の子たち。(1枚目の写真)
よく見かけるレタスのようにくしゃっと丸まった形ではなく、ひょろりと細長い葉のレタスが袋の中に次々と収められていきます。そんなに数はなかったのであっという間に収穫が終わってしまいました。公民館仮設住宅の畑をやっている方からのご厚意で、ひと足早く大きくなったレタスのおすそ分けをいただいたのです。
ちなみに、レタスは漢字で書くと「萵苣」で、「ちしゃ」と読みます。
運よくこの畑で作業をした子どもたちによる、今回の支援隊を代表しての収穫です。
畦道の草取りや畑周りの溝掘りだけでは農作業の楽しさをあまり実感できなかったでしょうけれど、最後に育った野菜を収穫する経験ができて良かったと思います。

近くには低く葉を広げたジャガイモがたくさん育っていて、これはもしや畑のオーナーと支援隊との「芋煮会」のためなのでは?などと勝手に言いながら、この先訪れる本格的な収穫の時期が待ち遠しくなりました。
レタスの他にも、ナス、インゲン、キュウリ、トマト、カボチャ、ジャガイモ、レタス、ミズナ、ピーマン、オクラ、ヤーコン?などがすくすくと育っているようです。
畦道に一列に並んでるヒマワリも、どんどん背を伸ばしていました。

畑の作業は陽が昇るまで。早朝4時頃から7時頃までだそうです。
そして夕方涼しくなった頃にも少し。
皆で外に出て一緒に作業をする。
終わったらお茶を飲む。
いいリズム、いい場所、いい時間。
そうなってもらえると嬉しいですね。

(次回「第14回 七里ガ浜発七ヶ浜復興支援隊 4」へ続きます~)

/* ----- 七ヶ浜 – 宮城 – 2012-7-7_14:11 – Nikon D700 ----- */

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