第8回 七里ガ浜発七ヶ浜復興支援隊 1「お餅つき」

第8回 七里ガ浜発七ヶ浜復興支援隊 1「お餅つき」の様子 七七支援隊 活動の記録

前日(21日)から降り始めた雪は夜半に勢いを増し、東北道の福島以北の東北自動車道や宮城県内の自動車道をことごとく通行止めにした。

白河から国道4号線をひた走り七ヶ浜町へ到着した「七里ガ浜発七ヶ浜復興支援隊」の8回目の支援活動が22日、宮城県七ヶ浜町内の数か所の仮設住宅で行われました。
中学校のグラウンドに作られた仮設住宅では、除雪支援と「餅つき」の炊き出しでした。どんどん蒸し上がるもち米。勢いよく湯気が立っている蒸し上がったもち米を臼に移し、交代で杵でついていくととろけるような柔らかいお餅になっていきます。まるで飲んでしまえるような柔らかさでした。
きなこ、あんこ、海苔醤油、お汁粉の他、仮設住宅に住んでいる方から手作りのずんだ餡や、七ヶ浜で採れた海苔で作った焼海苔、差し入れの甘酒などで、周りに雪が残る寒さのなか集まった大勢の七ヶ浜の方たちのお腹も気持ちも温まったのではないでしょうか。

子供たちも代わる代わるお餅をついていました。
1人では重い杵を持てないので兄妹2人で一緒に持ったり、支援隊のメンバーに支えてもらったりしながら「ペタンペタン」というよりも「ペチペチ」といった調子でお餅つきを楽しんでいました。
最近は家でお餅を作ることは少なくなりましたし、作ったとしても餅つき機を使う家庭が多いと思います。
今回のような経験は子供たちにとっては普段できないようなことなので思い出に残るでしょう。

また、ただ貰うだけの炊き出しではなくみんなで一緒に作業しながら美味しいものを作って食べるということは、支援する側とされる側の一体感が生まれますし、ものを通じての交流ではなく人と人同士の繋がりができる気がしました。
ちなみに僕も随分久しぶりに餅をつきました。
一発目はちょっと脇に当たり、ペタンではなくカツンという音が・・・。コツは力を入れすぎず餅つきの主導権を杵に任せることですね。
(続きは明日です)

/* ----- 七ヶ浜 – 宮城 – 2012_1_22_11:53 – Nikon D700 ----- */

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