第9回 七里ガ浜発七ヶ浜復興支援隊 ~ 七ヶ浜町・宮城 ~

第9回 七里ガ浜発七ヶ浜復興支援隊 ~ 七ヶ浜町・宮城 ~の様子七七支援隊 活動の記録

2011-04-06(上の写真)

2011年6月から毎月1度のペースで続けられている「七里ガ浜発七ヶ浜復興支援隊」の9回目の被災地支援活動が、2月18日に宮城県七ヶ浜町で行われました。

晴れてはいるものの冷たい風の吹くなか、鎌倉市七里ガ浜の有志を中心とした約40名が七ヶ浜町のボランティアセンターから依頼を受けて個人所有の畑の整地作業を行いました。

畑の表土を削りふるいにかけて、小石などを丹念に取り除きます。
その日のボランティア作業ニーズにもよりますが、作業対象が個人の住宅、道路、海岸などから畑にシフトしてきたということは、これから春に向けて農作業を始めるための準備が進められているということになります。
部分的にではあるにせよ、現状復帰の段階からいよいよ「新しいものを作っていく」という段階に入ってきたのかなと感じました。

ボランティアセンターで「踊るなつこ」さんのタップ

今回は七ヶ浜町の仮設住宅で住民サポートを行っている組織のリーダーにお話を聞く機会がありました。
ボランティア活動を行う側の立場では気が付かないようなことがいろいろと分かりました。

ボランティア活動や支援というのは「手段」であって「目的」ではないはずです。
それでは何のために行うのかというと「支援先の生活再建の手伝い」や「不足しているモノや人手の補助」、「震災経験などの教授や共有」など色々あるでしょう。
いずれにせよ自分たちの活動によって何が変わるのか、何が生じるのか、そういう「結果」を考え、その「結果」に責任を持つ必要があると思います。

災害直後は何もかもが不足し、いくら助けがあっても足りないような状況です。
最初は人やモノをどんどんつぎ込むような支援が必要です。
しかし時間が経つにつれて状況は変わっていきます。
何が必要で何が不必要なのかをきちんと把握し、与えるばかりの一方通行の支援から、現場で一緒に行えるような双方向の支援という考え方が大切になっていきます。

そのためには「継続性」が重要になりますし「情報収集とフィードバック」も同様です。
そして何より「目的」をしっかりさせることが大切なのだと思います。
人が集まる場所でしか活動したくないからそういう場所を確保してほしいという依頼が支援団体からくることもあるそうです。これは「手段」が「目的」になってしまっているからなのだと思います。

何をするにしても一番の基本は「人と人とのつながり」だと思います。
たとえば「支援」「作業」「配布」というのではなく、「交流」「共有」をキーワードに据えてみると、今までとは違った活動になっていくのではないかなと思います。

七里ガ浜の支援隊が、「流しそうめん」とか「お餅つき」とか「太鼓やタップダンスのワークショップ」とか、七ヶ浜町の方たちと一緒に活動できることを積極的に行っているのも、多分そういうことなんではないのかな。

2012-02-18

/* ----- 七里ガ浜 – 鎌倉 – 2012-02-18 – Nikon D700 ----- */