第11回 七里ガ浜発七ヶ浜復興支援隊「七七畑、始めます」

七七畑、始めます ~ 七ヶ浜・宮城 ~の様子七七支援隊 活動の記録

2012年4月15日の宮城県七ヶ浜町。
日曜朝のボランティアセンタには100人以上のボランティアたちが集まっていた。

現在も七ヶ浜復興支援ボランティアセンタでは、平日(水~金)150人、土日祝日300名程度の参加者を募集している。
未だにそれだけの人数が必要な支援活動が続けられているということだ。
現在の作業の中心は「農地復活大作戦」と名付けられた、田んぼの瓦礫撤去作業になっている。
仮設住宅での炊き出しやレクリエーション活動はボランティアセンタからの派遣ではなく、七ヶ浜町応急仮設住宅、支援物資及び遺失物管理業務を受託しているアクアゆめクラブに交渉・申請して行うことになっている。

今回の第11回七里ガ浜発 七ヶ浜復興支援隊の活動は田んぼの瓦礫撤去作業が中心だった。
40名以上の参加者が晴れた4月の空の下で菖蒲田浜近くの田んぼ復活作業を手伝った。
支援隊は今回、もう1つの活動に向けた準備作業を行った。
それは「七七畑」を七ヶ浜町の仮設住宅付近に作り、七里ガ浜と七ヶ浜の人たちが一緒に畑作業をしていこうというものだ。
畑を作る場所の確保が難しかったり、月に一度の共同作業で一体感が持続できるのかなどの問題が山積みではあるが、説明会に参加していただいた七ヶ浜住民の方々と今後の活動計画について意見を交換し合った。

遠く離れた両町の住民同士が一緒に共同作業をして交流を図るというのが目的の1つであり、被災地の人たちにも進んで作業をしていただかなくてはならない。
これはボランティア活動において一般的・当たり前になってしまった「一方的に与える支援」とは一線を画するものだ。

説明会の中では
「普段の日常生活の中で、近くの畑や家の傍に置いたプランタでの小さな家庭菜園の世話をすることで、(自主的に)”家の外で活動をする”、”気分転換” の時間を増やしてもらうことが目的」
「これをやって下さいとあれこれ与えられて行うものではなく、希望者だけが参加する活動」
という話題が出てきた。
その中でも一番印象的だったのは、「被災者は何でもかんでも与えられるのが当たり前、とは言えない段階になっている」というものだ。

ボランティアでも支援でも、活動の先には「被災者の自立」がなくてはならないし、そのための支援やボランティアなのである。
七ヶ浜も七里ガ浜も、「自立」に向けて次の一歩を踏み出しているのだ。

七ヶ浜畑(仮)予定地の1つ

/* ----- 七ヶ浜 – 宮城 – 2012-4-15_11:33 – Nikon D700 ----- */