1週間以上続いていた真夏日とはうってかわって、過ごしやすい気温となった宮城県七ヶ浜町。
七七支援隊(旧 七里ガ浜発七ヶ浜復興支援隊)の第29回目の活動が、2014年8月9日、初参加の隊員や現地参加組を含んだ約30人により、七ヶ浜町各地で行われました。
午前中は、菖蒲田浜にある渡邉さんの「畑の瓦礫撤去、整地作業」、生涯学習センター前(公民館前)仮設住宅の奥にある「七七畑の手入れ」、そして七中仮設住宅での恒例イベント「ヤーコン茶会」の3チームに分かれました。
生涯学習センター前仮設住宅の七七畑
七中仮設住宅集会所でのヤーコンお茶会(今回はアロマ教室)
「畑の瓦礫撤去、整地作業」では、細かい小石やタイルなどを篩を使って取り除いていきます。
今年4月に雑草を取り除きスコップを入れ始めた状態でしたが、町のボラセン発注の作業になったおかげで、一部では苗が植えられるまでになっていました。
午後は、「しちがはま民夏まつり」のイベント支援と、「七七巻」販売が中心でした。
2012年に十数年ぶりに復活した「しちがはま民夏まつり」も今年で3回目となり、七七支援隊は毎回イベント支援と屋台出店(七七巻、鎌倉ビール)を行っています。
前回までの会場と野球場が芝の養生中のため使えず、今年は七ヶ浜町屋内運動場(すぱーく七ヶ浜)が会場でした。
この屋内運動場は、震災直後から町のボランティアセンターが設置され世界中からやってきた何千人ものボランティアが連日使用させてもらっていた場所です。その同じ場所に、ステージが組まれ、周りに屋台が並び、飲食スペースではお年寄りから小さな赤ちゃんまでが七七巻や山形県朝日町特産の豚を使ったフランクフルトなどを食べているというのは、不思議な感じがしました。
どちらも活気に満ちていましたが、やはりお祭りの雰囲気の方がいいですよね。
心配していた台風11号の影響も、昼過ぎに暫く雨が降ったくらいでほとんどなく、フィナーレでは1,800発の花火が夜空を彩りました。
ちなみに、七七巻は750食分完売、これを目当てに来る方も多く、最早七ヶ浜屋台の定番となりましたね。
/* ----- 七ヶ浜 – 宮城 – 2014 – Nikon D700 ----- */
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