午後のお茶会

七中仮設住宅の集会場から大きな笑い声が聞こえてくる。
さながらドリフ大爆笑の笑い声（ウィキペディアでは「録音笑い」として収録されている）のようだ。
でも、たくさんのおばさま方の、本当に楽しそうな、賑やかな笑い声だ。

僕たちは、集会場からすぐ近くの仮設住宅の前に作られた小さな菜園を見せてもらっていた。たくさんの花や野菜の苗が植えられていて、ウッドデッキに作られた階段の両側は緑の葉に包まれていた。
前回のお茶会＆ヤーコン株分け講習会の時には小さく弱々しい葉だったヤーコンは、丈夫に茎を太らせしっかりと根付いていた。
「去年はおっきなヤーコンが５、６本できたんだよ」
その菜園を作っているおばさんが教えてくれた。

回を追う毎に賑やかになっていく、七里ガ浜発七ヶ浜復興支援隊の石原隊員主催のお茶会。温かな人柄と笑顔に加え、毎回みんなで記念写真を撮って次回来た時にプレゼントするという気配りが人気の秘訣です。
何より「また会いに来ましたよ」を続ける行動力と気持ちが、七ヶ浜のみなさんの「待ってました！」の笑顔を引き出すのだと思います。

「次は痩せるお茶が飲みたいわ！」というおばさまたちの無茶振りに、次回はどんなお茶が登場するのか楽しみです。