今回で16回目の活動となった七里ガ浜発 七ヶ浜復興支援隊。
ボランティアセンターから依頼を受けた「農地復旧作業」、菖蒲田浜地区諏訪神社例祭神輿渡御の「担ぎ手応援」、仮設住宅での「流しそうめん」や「野菜栽培勉強会」などバラエティに富む活動内容となりました。
七ヶ浜町第一スポーツセンター仮設住宅にて、昨年に続き今年も行われた「流しそうめん」。
竹の樋を流れてくるそうめんを掬って食べるだけで、どちらかというと食事としては地味な部類に入る「そうめん」がどうしてこんなにエキサイティングな時間になるんでしょうね。
流しそうめんはただの食事というより、ひとつのエンターテインメントと言えるかもしれません。
タップダンスも行われました
あっという間になくなってしまった付け合せとして出されたジャガバターは、七七畑で収穫されたジャガイモを使っていたそうです。
来月は芋煮をしたいですね。
右下の写真のジャガイモは七七畑産
七ヶ浜町のボランティアセンターでは、昨年3月11日以来のべ5万人ものボランティアが活動してきたそうです。
ようやく、ボランティアセンター依頼の外活動(農地復旧など)は、9月から毎週金・土・日曜日だけになりました。
10月以降の外活動は「単発依頼」のものだけになりますが、仮設住宅や復興住宅に住む方々を中心とした「生活支援」「心の支援」「子ども支援」「サロン」「イベント」などは引き続き継続して行なっていくようです。
「モノ」を相手に「数」を必要とするボランティアの役目は、七ヶ浜町ではひとまず終了ということになります。
その成果は、綺麗になった七ヶ浜の海岸や農地に確実に現れています。これからは「人」を相手にした活動内容が中心になっていきます。
地域同士の「交流」もキーワードになるでしょう。
今回の震災で活動した人たちや団体は、将来起きるかもしれない災害に対しての貴重なノウハウを得たと思います。もちろん「これからの活動」も、大切な経験になるはずです。
災害が多い日本に暮らす私たちは、少しづつでもこうしていろいろな経験を積んでいくことが必要なんだと思います。
/* ----- 七ヶ浜 – 宮城 – 2012-9-9_12:13 – Nikon D700 ----- */
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